アトミ

ジャッキー・ブラウンのアトミのネタバレレビュー・内容・結末

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

60点

動く歩道を移動するベテランキャビンアテンダントの黒人女性。

『ジャッキー・ブラウン』

そしてカーボ行き103搭乗ゲートにて仕事を熟す。


そんな中。
カルフォルニア州ハーモサビーチにあるアジト。
武器密売人オデール(サミュエル・L・ジャクソン)はスーザンビル刑務所から4日前に出所(銀行強盗で約4年服役)したてのルイス(ロバート・デ・ニーロ)に「銃を愛する女ども」というビキニ女子が様々なマシンガンを説明しながらぶっぱなす映像集を観せながら銃の特長や取引の値段等説明していた。
オーデルがTELに出るとメラニー(囲ってる女)は銃の知識なら自分の方が詳しいとオデールをバカにしながらハッパをルイスに勧める。

と、仲間のボーマンが飲酒運転と銃所持でサツに捕まったと助けを求めTELしてきた。


オデールとルイスはカルフォルニア州カーソンに出向き、保釈請負人マックスに1万ドルの保釈業務を依頼(オデールは黒人ゆえ大金を現金を持ってると逆に目をつけられるためわざわざ請負人を雇う)。
マックスが手続きを進める間に退屈なルイスはオーデルの車に戻り音楽を聴く。

ボーマン・リビングストンは仮釈放中で、罪状は未登録の自動小銃所持(オーデルはフルネームも罪状も初めて知る)。
仮釈放は無くなり10年ぶち込まれるのは確実だとマックスは言った。


ハリウッド。
オーデルは保釈されたボーマンのアパートへ行き、お抱え弁護士スタシン・ゴーインズを紹介し安心させた。
が、恩返しとして力を貸せと韓国人と銃取引するために連れ出した。
そして用心棒としてショットガンを持たせ、嫌がるボーマンをトランクに押し込む。
オーデルは車を走らせ、空き地へ向かいボーマンを射殺した。


カルフォルニア州コンプトン。
シモーン宅(オーデルが囲ってる女)。
オーデルはシモーン宅にいるマックスを外に呼んでトランクの死体を見せる。
オーデルは現在メキシコ・カーボに50万ドル隠してあり次の取引で100万ドルを超える。
余生を送る予定を邪魔されないよう「リスク(10年ぶち込まれたらボーマンはペラペラバラす)」を始末した。
仲間になるならこの事を肝に銘じておけとマックスに釘を刺した。


ロサンゼルス国際空港駐車場。
ジャッキーは市警のダーガスと捜査官のニコレットに呼び止められバッグの中身を調べられ、大金5万ドルの入った封筒が見つかる。
ジャッキーは連行。

麻薬運びの前科があるジャッキー。
ダーガスは殺害されたボーマンについても話を聞く(ジャッキーはボーマンを知らないがボーマンはジャッキーを知っている)。
そしてニコレットが再度封筒を調べると中に麻薬が入っており(ジャッキーもビックリ!)逮捕される。

裁判所。
ジャッキーは1万ドルで釈放される事となる。
法廷にはオーデルの姿が。

オーデルは保釈請負人マックスにジャッキー・ブラウンの保釈業務を依頼(ボーマンの1万ドルを回す)した。

マックスはジャッキーを迎えに行き一目惚れ?(的な演出アリ)、車で自宅まで送るついでにBARで飲もうと誘う。

カルフォルニアのホーソン。
ジャッキー自宅近所のBAR。
ジャッキーは警察からジャッキーを売った男がトランクで殺された事を話、マックスはその男はボーマンで、2人の保釈にオーデルが関わっていることを伝える。

マックスはジャッキーを自宅に送り届ける。
それを近くから見ていたオーデル。
皮手をはめ、銃を持ちジャッキー宅へ。

オーデルはジャッキーが「リスク」ゆえボーマン同様に殺そうとしたがジャッキーはマックスの車のダッシュボードからこっそりパクっていた護身用銃をオーデルに突きつけ、自分が「黙秘した場合(ムショ送り)懲役1年毎に10万ドル口座に振り込め」と取引を持ち出す。
そしてウィンウィンになる計画があるとオーデルを納得させ帰した。


翌朝。
マックスはジャッキー宅へ銃を取りに行く。
バスローブ姿のジャッキーはマックスを部屋に入れ、デルフォニックスのLPをかける。
マックスの助言通り「麻薬と金の出処」を知りたい警察と取引することを伝える。
取引するなら弁護士を使うのが良いとマックスは助言したがカーボに隠してあるオーデルの財産を運べるのはキャビンアテンダントのジャッキーだけ(ゴタゴタは会社にバレてなくてクビになってない)。それを利用してオーデルを売る(財産は拝借)んだとジャッキーは計画を話した。

ジャッキーは警察へ行きダーガスとニコレットにオーデルは銃売人でカーボに大金を隠してる事を話し、海外へフライトできるよう交渉した。


そんな中。
オーデルアジト。
ジャッキーからTEL。
会いに向かう。
アジトに残ったルイスとメラニーはヤル。

その頃。
マックスはレコードショップでデルフォニックスのカセットテープを購入。

そんな中。
ジャッキーはオーデルをBARに呼ぶ。
警察が知ってるオーデルの情報だけを話たとオーデルに報告(フライト許可を得る為)。
警察はオーデル逮捕を目論むためジャッキーの「オーデルの50万ドル(密売証拠)を運ぶ事」を許可した。と(警察は50万ドルは押収しない)。
昨晩話した「計画通り」ではあるがオーデルはビビり出す。

計画を再確認する。
1回目は1万ドルを運び「使いの者A」に渡す。このやり取りを警察にを見せる。
2回目に50万ドルを運び「使いの者B(毎回人物が変わると警察には報告済)」に渡す。
オーデルは使いの者の女を「2人」段取り。
受け渡し場所は「デルアモ・モール」。
ジャッキーは計画発案者としてオーデルから10%即金で手を打つ。

その頃。
アジト(メラニーの部屋)。
メラニーはオーデルはたまたま成功してるが本質はバカだとルイスに話し、キャビンアテンダントが運んだ50万ドルを2人で横取りしようと持ちかけた。

夜。
BAR。
ルイスはオーデルにメラニーが裏切り話を持ちかけた事を話したがオーデルは気にしてない事を不思議がる。
オーデルは「信用ならないことを知っている。そして白人女」だからと笑って説明した。


デルアモ・モール。
オーデルはジャッキーと打ち合わせ後にマックスがモール内をうろついているのを見つけ、フードコートにいるジャッキーに近づくのを遠くから確認し姿を消す。

ジャッキーはマックスに気づき声をかける。
昨夜マックスは留守番電話を入れていたがジャッキーは無視していた。
ジャッキーは昨夜ダーガスとニコレットと打ち合わせがてら食事していて、ニコレットはオーデルの50万ドルを横取りしようと企んでるかもしれないと話した。
ジャッキーはオーデルの50万ドルを手にするチャンスがあるならどうするか?とジャッキーに質問したが、マックスは今の仕事が嫌になり辞める等と答えを濁した。
が、ジャッキーは「答えになってない」と詰め寄る。


現金受け渡し1回目。
ダーガスとニコレットは駐車場へ降りてきたジャッキーの荷物検査&録音(全てリハーサル)。
封筒には現金1万ドル(ニコレットがチェック)。封筒をデルアモ・モールの紙袋に入れる。
この後、4時半にジャッキーが女(誰かは不明)に紙袋を受け渡す。
女を警察が尾行(1回目は逮捕しない)。

デルアモ・モール。
ジャッキーがフードコートで女を待つ。
ダーガスとニコレットも張り込む。
マックスもこっそりフードコートでジャッキーを監視。

と、黒人少女(シェロンダ。オーデルが囲ってる女)がジャッキーに同席を求めてきた。
シェロンダはテーブル下のジャッキーの紙袋に重ねるように自分の紙袋を置き、食事を始める。
ジャッキーはシェロンダの紙袋を持ちフードコートから出て行った。
シェロンダがジャッキーの紙袋を持ちフードコートを出る。ダーガスとニコレットが尾行。
そのやり取りを見ていたマックスはシェロンダが席を立つ寸前に時間を聞いた「隣の席の中年黒人女(シモーン)」も「同じ紙袋」を持って後に席を立った事に気づく。
マックスはその中年黒人女を尾行し車のナンバーを控えた、デルフォニックスのカセットテープを聴きながら車で帰った。


アジト。
ジャッキーはオーデルに「中年黒人女」の件でブチ切れ「降りる」と騒ぐ。
オーデルは仲間のシモーンであれもリハーサル(50万ドル用)だと説明。

2回目はシモーンが持ってる紙袋に合わせ、ブランド服売り場の試着室で空紙袋をシェロンダに渡し、試着室に置かれたままの本物紙袋は安全確保の後シモーンが取りに行く。
と作戦の確認(ルイスも一緒。信用ならないメラニーは仲間外れ)。
と、ニコレットからポケベルが入りジャッキーはアジトを出て行く。

夜。
食事がてらジャッキーはニコレットにアジトにルイスという仲間とメラニーというヤク中女がいる事を報告。
ニコレットはルイスはオーデルと獄中からの仲間でシモーンというコソ泥女の家で住んでいる事を知っていた。
シモーンを知っていると聞かれたジャッキーは「知らない」と答えた。

その後。
ジャッキーはマックスと会い「ニコレットに受け取る金額に変更があった(5万ドル)」と嘘をついたことを報告した。
バッグの底に45万ドルを隠しその上に5万ドル入り封筒を置きニコレットにチェックさせる作戦だとジャッキーは話すが、マックスはリスキーだと乗り気じゃなかった。
と、オーデルからTEL。
シモーンが1万ドル持って逃げたゆえメラニーを使うという報告だった。


現金受け渡し2回目。
ジャッキーはカーボ・サンルーカスからロサンゼルスへ向かう旅客機の中でバッグの中身を細工する。

ロサンゼルス国際空港駐車場。
ジャッキーはニコレットにバッグの中の封筒(5万ドル)をチェックさせる(紙幣に緑色のペンで印を入れる)。
ジャッキーはこの5万ドルを横取りしたくないか?とニコレットを誘惑したがダメだった。
ニコレットは捜査協力したジャッキーが不起訴になった事を伝えた。


デルアモ・モール。
ジャッキーは4万ドルをブランド紙袋に入れ(1万ドルはポケット)モール内ブランド店へ行き、スーツを試着。
メラニーと紙袋を交換。ポケットの1万ドルを入れ「それメラニーの取り分」だと伝え渡した。
メラニーが去った後ジャッキーはバッグの現金を紙袋に移し試着室に置いてスーツ代金を支払いにレジへ。試着室に紙袋が忘れてあると店員に報告。店を出る。
そして「メラニーが金を持って逃げた!」と張り込むニコレットに向かって叫ぶ。

時は少し戻る。
ルイスはメラニーを連れデルアモ・モールへ。
ジャッキーが試着室へ向かったのを確認しメラニーが試着室へ。
と、ルイスはマックスがうろついているのを目にする。
が、メラニーが店を出て来たので追いかけ紙袋を奪い取る。
ルイスは自分がどこに車を駐車したか分からない。
イライラしてるルイスをバカ呼ばわりするメラニーを射殺。車を見つけ走らせるルイス。

時は少し戻る。
デルアモ・モールにマックス到着。
と、ルイスと目が合い手を上げる。
2人が行ってジャッキーがレジで精算。
ジャッキーが去った後、店員に「家内か試着室に紙袋を忘れた」と声をかけ試着室へ。
紙袋をゲット。モールを出て車で去る。

そんな中。
ルイスは待ち合わせたレストランでオーデルを乗せる。
オーデルはメラニーを撃ったと言ったルイスに激怒。もし生きてたらバレる。
しかも紙袋には4万ドルしかない。
てか2人がデキてると知ってるオーデルはルイスを疑う。
が、ジャッキーが裏切ったと気づき、ルイスはマックスがいた事に気づく。
オーデルはマックスを見ておいて何も考えなかったルイスにブチ切れ射殺。

その頃。
取り調べ室でジャッキーはニコレットに「何でスーツを買ったか?」と質問。
早く着いたからただ欲しかったスーツを試着しその後でシェロンダに紙袋を渡す予定だったが計画に入ってないメラニーに奪われたと説明するジャッキー。
5万ドル紙袋が消え、撃たれたメラニーが発見された。ジャッキーを疑うニコレット。
と、ルイスが撃ち殺されているのが発見された一報が入る。オーデル失踪。
容疑者としてオーデルを追うことに。が、疑いか晴れた(証拠ナシ)ジャッキーだがオーデルは間違いなく殺されるだろうとニコレットは警告した。


そんな中。
オーデルはシェロンダ宅から仲間のウォーカーに助けを求めるTELをするがブチ切られる。
マックスの事務所へTELしポケベル番号を聞く。

夜。
マックスはオーデルにTEL。
ジャッキーは不起訴になり保釈金1万ドルを預かったままだと話した。
オーデルは「金を返してもらうから覚悟しておけとジャッキーにも伝えておけ!」と脅しTELを切る。

マックスは助手にオーデルの居場所を探させ会いに行く。
まずは保釈金1万ドルを返し、「事の真相(メラニーがジャッキーに裏切りを持ちかけジャッキーは阻止しマックスが事務所に運んだ)を話し、もし本当にジャッキーとマックスが仕組んだ裏切りなら今ココに警察が突入していると続けた。
ジャッキーは約束通り10%の取り分を貰う為にマックスの事務所でオーデルを待っている。と。

ジャッキーはオーデルとマックスを待つ間に入口に向かって銃を構える練習をする。
そして灯りを消し、待つ。

オーデルとマックス到着。
2人は中へ入る。
と、ニコレットらが銃を構え奥から現れる。
ニコレットはジャッキーの「銃を持っているわ!」の声に反射的にオーデルを射殺。


3日後。
ジャッキーはマックスに礼を言いに来た(マックスは50万ドルをジャッキーに小包で送り報酬を1割差し引いていた)。
ジャッキーはもっと取り分を渡す&マックスをスペインに連れて行こうとしたがマックスは辞退した。
2人はキスをして別れた。





というお話。
シンプルだね。
アトミ

アトミ