このレビューはネタバレを含みます
「桐島、部活やめるってよ」の中で、主役の神木君演じる前田君が、劇中で熱くこの映画とその監督のことを語っていたのを覚えています。
ということで
ついにTSUTAYAで手に取りましたこの金字塔的作品。
さぞや怖いと思いきや
ちょっと違う感じでした。
冒頭から少したって
アパートみたいな建物に閉じこめられていた
「ゾンビ」達を扉から出しちゃうのとか、「え、なんで」って感じ。
そして、問題のショッピングモール。
「この状況で毛皮のコートとか?」
刹那的な物欲、快楽に身を任せる。
突如流れるクリスマスセールの放送。
バックに流れる楽しげな音楽。
そして、ゾンビを閉め出したショッピングモールの三人に襲いかかる暴走族の集団。
にしても、ゾンビを何とも思ってないような感じ。
それでいて、しっかりと仲間の何人かは噛まれちゃってるし。
ずるずると臓物を引きずり出して
がつがつと血肉をむさぼる彼ら。
バイハザと違って、原因なんてものはほとんどふれられない。
ヘリで何日も飛んでも
安全圏に逃れられないなんて
どんだけ世界は
壊滅してんだろ。
最後も、残り少ない燃料でどこまで行けるのか。
何にしても不思議な映画でした。
音楽がとてもポイントです。