タランティーノとエドガー・ライトは“『ドミノ』ファン同盟”なるものを組んでいるらしいです(笑)
でもこれは本当に変な映画です。
一見、俗っぽいありふれたジャンル映画に見えるかもしれませんが、そういった定型を破壊するかのようなカルト映画で、トニー・スコット監督にしか撮れない映画。緑を基調とした異様なまでにスタイリッシュな映像、細かすぎるカット割りなど、彼の高血圧演出が行くところまで行き着いてます。
『影なき狙撃者』はじめ複数の映画について言及されているあたりもトニスコらしい。
キーラ・ナイトレイは案外、清楚なキャラよりこういう男勝り女子の方がハマるかもなという発見もできました。また、キーラ・ナイトレイは映画の中でも“蚊に刺された跡?”とか、“10歳の男の子みたいなボディーね”とか散々貧乳いじりをされていて可哀想だなと思いました(笑)
まぁかなり楽しくは観たんだけれど、とはいえ後半はもう画面の中で何が起こっているのかさっぱりよくわからなかったので、もう少しわかりやすくしてくれてもいいよ?