TakedaKatsuya

死国のTakedaKatsuyaのネタバレレビュー・内容・結末

死国(1999年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

「死国」は劇場公開当時「リング2」との併映で観た作品。

改めて観てみたが、淡々としすぎていて眠くなった。

話は死んだ幼なじみの亡霊との恋愛というものなんだけど、同じく生きている方の幼なじみの比奈子と肉体関係を結びながらも10代の身体のままの莎代里と大人になった文也が惹かれあっていくのは気持ちが悪いなと思った。

いかんせんラスト本当はもう少しロマンティックに莎代里と文也は水に沈んでいけたんじゃないかな。沼のシーンはセットもしょぼいし祈祷師も嘘っぽいし、何を見せられてるのか戸惑った。
そもそも当時中学生くらいの栗山千明と20代後半の筒井道隆のキスシーンは問題ある気がした…。

米良美一の主題歌は良い。

当時割と評価していたのは、リング2が酷すぎたことの相対的評価だったのかもなと気づいた成人の日の夜だった。おれもずいぶん大人になったものだ。