ゆかり

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのゆかりのレビュー・感想・評価

4.0
チャッキー良かった

必要のないことは言わず

必要なことを

必要な時に

必要な分だけ言ってくれた

最高の友達

最高の友達がいたからここまで生きてこれたんだ彼は

凄く良い役
ベン・アフレック

さすがマット・デイモンと共に二年かけて共に制作した仲間

ガチの親友だった



さて
良い話なのだし引き込まれたし涙したけれど、何故だろうなんだか評価5にならない

車の後ろ姿のエンドロールは最高
ショーンに手紙で託すのも最高
「俺のセリフだよ」も最高
チャッキーの言う通りいなくなるのまじ言わずもがな最高

ただスカイラーを追う という事がはっきり分かるところまで描かないで欲しかったのかもしれない
スカイラーとの恋愛に初めての成長があった
けれどスカイラーである必要があるのかまだ分からないからかな
そこは観客の想像で「きっと会いに行ったんだよ!」くらいにしたかった
うーん
あー難しい
多分ラストの素材は良いんだけど観えた順番(カットをつなぐ順番)気になったんだと思うのよね

おそらく、
あの後スカイラーと会って再度結ばれるんだろうなー
スカイラーと会っても結局破局して、でも自分のやりたい事に向かって自分の足で進む事ができるようになったウィルはもう大丈夫!
みたいな未来が想像できてしまうからかしら
この後どうなるんだろ〜と言うワクワクが、スピンオフあったら観たいなぁ程度だったのが悔しいのかもしれない
もっとこの先どうなるのか想像つかないくらいが気持ち良かったかもしれない

そしてランボーの友の救いはあっても数学の救いはなかったからかな??

あえて過去をこれ見よがしに描かない演出はとても良かった
ショーンの言葉の通り、心の傷は分かった気になって欲しくないものだから
本からの知識じゃなくてもね
自分だけの傷みを勝手に投影して味あわれたくない

あぁ、そしてショーンの公園での言葉がとても好きだった
美しいモノローグだった
ゆかり

ゆかり