Ryo

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのRyoのレビュー・感想・評価

4.3
大号泣でした。脚本が完璧ですね。
ロビンウィリアムズの1つ1つの言葉が重たいです。名言だらけです。
ベンチに座ってるシーンでロビンウィリアムズの長セリフのものすごく長いワンカット、ロビンウィリアムズが君は悪くないと繰り返し言うシーン、ラストの俺のセリフだと言うシーン。印象深いです。「自分への愛より強い愛で愛した人を失ったことがあるか?」このセリフ心にずしんときました、、

マットデイモンの君は悪くないと言われ続けるシーンとかそれ以外の演技素晴らしかった。脚本も書いてるって本当に素晴らしかった。笑

正直この2人しか注目してなかったけど親友役のベンアフレック演じるチャッキー。この人もすごく良かった。宝くじを例に説教したシーン、「20年後まだこの家にいたら俺はお前をぶっ殺す」というセリフ。ここで1シーン前のロビンウィリアムスが言ってた家族が親友に変わる瞬間でした。ラスト家に迎えに行ったときのあの表情とかたまんないっす。
何回でも観たいです。


何を目的に生きるのか、何に幸せや生き甲斐を見出すのかという人生観を画いている気がします。それと自分を信じて自分の意見を持つべきということ。ウィルは自己否定的でした。ただロビンウィリアムズと出会い君は悪くないと言われ続けようやくそのトラウマを回避できたかと思います。
ウィルは人から認められた事で、人を大切な存在として捉えられるようになりました。

人生、行き詰まったときにアドバイスをくれる映画です。殻を破って日常生活から外の世界に飛び出すのを後押ししてくれる映画です。そしてまさに友情の映画。

親友と呼べる友達には共通してる事がある。これはスタンドバイミーでも同じ事だったがそれは刺激を与えられる一歩踏み出す勇気をくれる友達の事だと思う。


・今の君の完璧を壊したくない、今の相手の完璧を壊したくない。大事なのはお互いにとって完璧かということだ。それを知るためには飛び込んでみるほかない。

・you'll have bad times, but it'll always wake you up to the good stuff you weren't paying attention to.
何もかもがうまくいかない時もあるだろう、だがそれが思いもよらぬ形で君を素晴らしい人間へと成長させてくれるんだ。
Ryo

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