やすたか

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのやすたかのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

数学をテーマとした映画鑑賞会その3作目。昔から「好きな作品と言えば?」で5番目くらいに出ていたけど、改めてこの20代後半というタイミングでちゃんと観たらめちゃくちゃ素晴らしい映画だと確信しました。まずマットデイモンの演技が格別!孤独な若者が心を開いてゆくその過程の演技が出来すぎている!!!そうした演技も勿論だけど、作品としても筋がスッキリしている、かつどの登場人物もそれぞれの設定がしっかりしていて、各キャラのその後を描いたスピンオフ作品とかあっても全然ありだなって思うくらいリアリティがあるというか無理のないストーリーです。地元の悪友はその後どうなるんだろう、、とか。実は結構救われない未来もありそうだよね。個人的に好きなシーンは、ロビンウィリアムズが公園のほとりで語る長尺シーン、マットデイモンがやっと心を開いてロビンウィリアムズと抱き合うシーン、「ショーン、あの、、」「僕もだジェリー」だけで互いの謝意を交わし合う旧友らの何気ない会話、そしてエンドロールの旅立ちのシーンです。こうして考えると最初から最後まで好きな作品だなあ。
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