じょうパン

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのじょうパンのレビュー・感想・評価

4.7
Netflixに配信が来ていたので2度目の観賞。
初めて観た時も良かったけど、2回目観ても面白いなと思えました。
何回でも見返したい映画で、心が綺麗になったというか自分自身が素直になろうと思える作品でした。


◻️脚本
主人公ウィルのキャラクター設定が天才というキャラクターなので、共感できない部分が観る人によってはあるのかもしれないけど、「天才やからええやろ」という作品やキャラに対して否定的な考えも吹き飛ばしてくれるくらい共感できたというか、凄くいい脚本だなと思いました。
特に先生のショーンがウィルに「君の過去はとても分かるよ。本を沢山読んだからね。」的な事を言ってて確かに知識があるから偉いとかじゃなくて、どう使うかが大事なんだなと思いました。友達のチャッキーが「20年経ってお前がここに住んでたら、お前をぶっ殺してやる」と当り券の話をしたところがめちゃくちゃいいなと改めて思いました。ふざけて遊んでいるだけかなと思ってた友達が1番ウィルの事を思ってくれてるのが良かったです。

◻️演技
何も言わなくてもいいくらいマット・デイモンは演技が上手い。泣いたり怒ったりしてる演技も上手かったけど、1番は笑ってる演技がマジで笑っていて1番好き。

◻️まとめ
セリフとかの言語化が本当に上手い映画でした。人間の本質とかをちゃんと理解出来てないとこの映画は作れないなと感じました。ウィルが誰かに捨てられるのが怖いから防衛反応で自分が捨てる行為が「確かに」と理解出来て上手い映画だなと終始感じました。
ラストはカリフォルニアに行きましたが、個人的には働いてて終わってもいいのかなと思いました。
この作品が大好きです。
*また観ると思うのでその都度追記します。
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