グッド・ウィル・ハンティング／旅立ちのMcLOVINのレビュー・感想・評価

「宝くじの当たり券を持っているのに、お前はそれを現金化する度胸が無い。」天賦の才を持ちながらも、過去にトラウマを抱え、どこか人生に投げやりになり、中々前へと歩けないウィル。
そんなウィルにかけた友人の台詞が刺さった。

心理学者の先生とウィルの掛け合いも心にくる台詞が飛び交う。様々な知識は持っていても、ただ持っているだけの主人公。
「1度勝負に負けたら、2回目の勝負からも逃げるのか。」そんな先生にも抜け出せない過去があって…

ウィルと境遇等は違うが、誰しもが共感できる作品と思う。