このレビューはネタバレを含みます
1度目はウィルの成長をメインに見ていたが、
2度目はショーンとランボーの関係性、生き様にグッときた
仕事で成功を収めたランボーも
奥さんを支えたショーンも
その選択にもちろん優劣はない
ただ隣の芝生は青く見える
互いに選ばなかった道を想像しては
焦り、葛藤に満ちてしまう
でも2人は悩み抜いて選んだ自分の選択を正解にすることを知っている
後悔のない人生だったと言えるように生きている
ウィルは最初その選択を拒む。
今までは他者から強いられてきた人生に傷つき、更には自責の念を持っていたウィル。
そのため自分で考えて選んだ結果が自分を傷つくことをひどく恐れている。
2人の大人がそれぞれのアプローチでウィルを導いたからこそ、自分自身の選択を選ぶことができた。
チャックや友人たちの存在も
ウィルに贈られたギフトのように思う。
才能を持ったウィルを心から送り出してくれる。
同じ地元で馴れ合うことを強制する人はいない。
家族のような存在の彼らがいたからこそ、幼少期に育めなかった基本的信頼をそこで身につけることができたのだろう
It's not your fault.
理不尽を強いられ耐えてきたウィルの堰き止めていた気持ちが
溢れ出したシーンは涙が止まらなかった
