ロビンウィリアムス演じる心理学者ショーン。
彼のウィルへのアプローチが素晴らしい。
ウィルの類稀なる才能が発揮されるかどうかではなく、彼の本心に沿っているか。彼の心にとことん寄り添おうとするその熱意が、ウィルへじわじわ伝わってゆく。
君から学ぶことはない、君の言うことは全て本に書いてあるんだ。君自身の話なら聞こう。
ここのワンカットが強烈に頭に残っています。
人生の先輩であり、一生の親友となるショーンの言葉一つ一つが胸に響きました。
その人の能力だけで人生のレールを引くんじゃなく、その人がやりたい事、叶えたいことを親身に聞いてやり、そこへ手が届くような助言やサポートをする。ショーンのような姿勢で子供・若者に向き合える大人になりたいと思えました。
そして、友達の背中を押してやれるベンアフレックの演じる友人もとっても素敵でした。
とにかくハートフルな一本です。