ポピラボ部長

アクエリアスのポピラボ部長のレビュー・感想・評価

アクエリアス(1986年製作の映画)
5.0
今まで観た一番好きなホラー映画は何かの問いに真っ先に挙げたくなる作品。

ジャーロとしての面白さ(鮮やかな殺人シーン、大盛り上がりのバックミュージック)に満ちている。
(ショスタコーヴィチの粛清交響楽が鳴り響くのも、ジャーロらしい大胆さと子供らしさで殺人シーケンスを無邪気に彩っている。)

個人的に本作の素晴らしさは作品の完成度以上に、素晴らしく光る瞬間があるため。

それは殺人喧騒を経て、主人公が気絶から目覚めるシーケンス。静寂の中、恐怖と心地よさに満ちたこのシーケンスの素晴らしさに酔い、いつまでも浸っていたい。
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