メロドラマって、ある程度現実より脚色されて幸せなエンディングで終わることが多い。このシェルブールの雨傘はミュージカルという形をとっており非現実的ではあるのだが、運命の残酷さや報われなさには現実味を感じる。ギイの部屋は青、ジュヌヴィエーヴの部屋はピンクと色を使い効果的に対比されているのが良かった。
『フランス映画史の誘惑』という本を読み終わったので、フランス映画に興味を持てるようになった。ジャック・ドゥミの作品はヌーヴェル・ヴァーグの流れの中ではやや外れている方かな。文学的情緒を感じるので詩的レアリズムの影響の方が私は感じる。
難しいこと書いてるけど自分でもよくわかってないです。