うさぎのみみ

シェルブールの雨傘のうさぎのみみのネタバレレビュー・内容・結末

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

とても好き。昔のフランスの雰囲気とかも。
初めはミュージカルで始まって、少し経ったもずっとミュージカルで、!!??ってなったけど全然見れた。むしろ1時間半が短かった。それに、歌い方曲調で気持ちが分かりやすく現れてて良かった。
最後はとても意味深だった。「暖かいわね」「あなた幸せ?」って言葉から彼女の未練が現れてる。多分2人とも120%相手を愛しては無いと思う。
彼女はギィを好きだけど、やっぱり好意を向けられたら今までの悲しい心が癒されるし、妊娠もしてる自分を受け入れてくれる彼に揺らいだ。でも今はあまり幸せじゃない。後悔してる。
一方ギィは始めはマドレーヌを愛してなくて心を埋める口実で愛してた。でも夢も叶えて一緒にいるうちにちゃんと愛して幸せな家庭を築いた。やっぱり彼女は頭にあるし、少し揺らぐけど今の幸せを真っ当に生きようとした。偉い。
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