べらし

人間の條件 完結篇のべらしのレビュー・感想・評価

人間の條件 完結篇(1961年製作の映画)
3.8
結論:この三部作を通して仲代達矢は、いわゆる我々が頭に思い浮かべる仲代達矢に成長して「しまった」。それはつまり『鍵』や『炎上』の虚無の目、人を1人殺したくらいで何とも思わないような目つきの青年が消えてしまったということだ。そうして役者としてのステージが上がることは本人にとっては本望だったかもしれないが日本映画にとっては不幸ではなかったかと私は思うのです
べらし

べらし