シネマドリンク

ミラルのシネマドリンクのレビュー・感想・評価

ミラル(2010年製作の映画)
3.8
ミラル

1948年イスラエル🇮🇱建国宣言の1カ月前のエルサレム。 実話

ユダヤ民兵組織に親を殺された子供55人を引取り施設を作った女性。

親戚の性的虐待から逃げた女。ある日ユダヤ人を、殴った罪で半年刑務所に行く事になった。
出所後刑務所で知り合った看護婦の兄と結婚しミラルと言う子供を産む。

母親は刑務所や生い立ちのトラウマで精神的に立ち直れず自殺。

父親は孤児の施設に自分の子ミラルを預ける。

その後(1987年)のミラルの行動を史実と共に描く!

◉76点。ほとんど知らなかった人種の争い。
パレスチナ人の目から見た紛争と生き方を見せてくれます。

◉割と仲良くしていたユダヤ人とパレスチナ人。
しかし、各国の通り道、利便か良いなどの理由から人が集まり、宗教も増え、国取りの戦争や他国の加入で乱れる民間人。他国の加入をキッカケにユダヤ人とパレスチナ人の関係か悪化していく。(憎しみや偏見が増えていき戻るとは到底思えない状況ですね)

◉殺された親の子を集め学校を作る。
この教育などが無かったらパレスチナ人の居場所はさらに悪化して行ったのではないでしょうか?★彡きっとこれから先少しづつ分かり合える日がくる事を祈ります。