わし

加藤隼戦闘隊のわしのレビュー・感想・評価

加藤隼戦闘隊(1944年製作の映画)
4.2
映画の存在は知っていたし、軍歌の存在も知っていたが、DVDで見る機会があるとは。右寄りなサークルの後輩が近くのツタヤが潰れたので買ってきてくれた作品。戦闘シーンの映像も素晴らしい。後でネットで調べたところ本物の帝国陸軍の航空機、鹵獲した連合軍の航空機が使われているらしい。国威高揚の為に作られ内容も事実を基にしたものなので特にストーリー性は無い。ただ、どのシーンも今観ても全く色褪せないもので、部下の死を弔い、夕日を正面に捉えて軍人直喩を暗誦するシーンは涙無しには観られない。最近も定期的に大東亜戦争を扱った邦画が製作されているが、雰囲気が違う。もちろん役者が演じているのだが、本当の士官を観ている様だった。
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