ダメハム

椿姫のダメハムのレビュー・感想・評価

椿姫(1937年製作の映画)
4.5
1936年のジョージ・キューカー監督作品。原作既読。
いやあ、素晴らしい映画だった。甘くて苦い、複雑なようでいて単純な男心と女心の機微の描き方が完璧にはまってる。マルグリット、アルマン、バロン、それぞれの言い分が分かるから本当につらい。グレタ・ガルボの生き生きとした姿、必死に苦悩する姿、そしてラストの真の愛を貫く姿、まさに神がかった演技力に心動かされる。

あと、ガストンがいいやつ。彼の存在がかなり大きい。
ダメハム

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