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サスペリアのぴのレビュー・感想・評価

サスペリア(1977年製作の映画)
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旧版は目を離せない、新版は目を背けたくなるようなホラーだった
新→旧の順番で見たのでなんとも言えんが、確かに旧版が好きだったら、だからこそリメイクしたくなっちゃうようなところ何箇所か(バレエ学校が舞台なのにほとんど踊らない/登場人物多すぎの割にはガバガバ/魔女側のグルっぽい美少年もっとうまく使ってくれ)あるな〜と思った、あ、あと旧の女の子たちは皆線が細く、新の方では細いながらもガッシリしているなという、やはり踊り、特にバレエではなくコンテンポラリーダンスをメインに据えるに当たって筋肉は必要不可欠だったぽい、さらに生徒と最も密接であると思われるポジの先生もムキムキの旧(タナー)としなやかな新(マダム・ブラン)という違いがあって、これは殺害方法の違いに起因するのかなとか、直接的に実行犯が示されていたわけではないけれど、旧ではパワー、新では呪術による色合いが濃かった、西洋における魔女の概念に詳しくないのでなんとも言えないが、後者の方がそれっぽくはある(ティルダスウィントンが好きなだけと言われればそれまでですが)
ただ、繰り返しになるけども旧版の目が離せないというのはやはりシークエンスの美しさや過剰なまでに装飾が施された内装のキュートな安っぽさの作用かなとか…あとたまに不気味なもののショットが入るじゃないですか割と好きなんですよね、排水溝のざわめきよ…
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