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遙かなる男の一のレビュー・感想・評価

遙かなる男(1957年製作の映画)
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昔の仲間に追われるヤクザの池部良がカタギになろうと流れ流れて辿り着いた田舎の牧場で養蜂を始める話。まあ『シェーン』がやりたかったんだろうが、サスペンスやアクションで盛り上がるはずの終盤がなんとも雑で残念な気持ちになる。それ以外の場面はすっごい楽しかったのに!荒馬を乗りこなす池部良。クマンバチを一生懸命退治する池部良。尺八が吹けない池部良。頼もしすぎる蜂屋の親父田崎潤もかっこいいし、新珠三千代は珍しく気が強い役で池部にグイグイである。新珠が「わたしのこと嫌い?」と聞くと、真っ直ぐ目を見て「好きだよ」という池部さんキャー。
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