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七色の花
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『七色の花』に投稿された感想・評価

Jimmy
3.5
この作品、東京国立近代美術館フィルムにも映画会社にもなかった幻のフィルムだったので、なかなか観ることができなかったが、関西のコレクターのもとに秘蔵されていたフィルムがDVD化されたもの。

この映画、原節子の、というより、杉村春子の映画であった。

物語は、鎌倉の海岸で千秋実がトビを飼っているのを杉村春子と会話している場面から始まる。

作家先生が回想する戦争の焼け跡シーンは、見事な美術。

競馬シーンの後、杉村春子の酔っ払い場面となるのだが、酔っ払いの演技が上手過ぎ。
その他、踊りの場面、愛情表現など、とにかく杉村春子のさりげない演技の凄さを感じた。

作家先生と杉村春子、原節子の心情を表現するごとく、木々の間を走って木にもたれる原節子の「陰」を帯びたシーンが良かった。

本当に、杉村春子の凄さを思い知った映画である。
3.2
貴重な映画。
原節子うつくし。
東映、モノクロ、コメディ
出演者(クレジット順)
原節子、杉村春子、角梨枝子、龍崎一郎
青山杉作、清水将夫、千秋実、伊沢一郎、三島雅夫、金子信雄、丹阿弥谷津子

【内容】
売れっ子小説家でモテモテの龍崎一郎を巡って女たちの悲喜こもごも

・ストーリー
龍崎一郎は今や流行作家、お金持ちだし優しいしダンディな感じなのでモテます(戦争で奥さんを亡くしており独身)

女その1、角梨枝子(出番は前半〜中盤)
龍崎一郎が戦地から日本に引き上げて来た際、戦災孤児で体を売ろうとしてきた少女(角梨枝子)を拾った、それ以来ずっと同棲している?(家事手伝い、会計も握っている)

女その2、杉村春子(全篇出番あり、実質ヒロイン)
杉村春子は踊りの先生しており、龍崎一郎の弟子?の千秋実を通して出会う
杉村春子には長年一緒に暮らすパパ三島雅夫がいるが、龍崎一郎との恋が燃え上がる(龍崎一郎もまんざらでもない)

女その3、原節子(出番はほぼラスト30分から)
原節子は龍崎一郎の恩師(青山杉作)の娘で昔からの顔馴染み
狂った父の介護で自由がなかったが、その父が死んだ事で晴れて自由になり
かてねから抱いていた龍崎一郎への想いが抑えきれなくなる

・ネタバレ
原節子は龍崎一郎と杉村春子がイチャイチャしてるのを目撃してしまい大ショック!
そのままの勢いで湖に身投げするも命は取り留める

原節子の清らかさに胸を打たれた杉村春子は身を引き、龍崎一郎は原節子と結婚することに

ラストは踊りの大会?で感情込めて舞う杉村春子、それを見つめる原節子&龍崎一郎のシーンでエンド

【感想】
そんなに面白いストーリーじゃないけど
前半は三島雅夫の禿げイジリとかでそれなりに楽しく見れた

後半は
なんか原節子がずるく見えちゃう
そんなつもりはないんだろうけど、ずるいことには定評があるだけのことはある
そしてホントに龍崎一郎で良いの?って思う、こいつ絶対浮気するでしょw

・DVD
「原節子のすべて」なる本の付録に付いてるDVDが本作、らしい
マイナー過ぎる映画のうえに、あまりに出番少なくて
原節子に期待して見始めたみなさんガッカリしないかなぁ?
でもこの本を買うくらいのマニアな人なら「東京物語」なんか付録のほうがガッカリかも?
なかなか見れない映画が見たいもんね

・フィルム状態
悪くはないけど良くもない
終始ジジジジって感じで聞き取りづらいとこも多々
音量調整しながらの鑑賞になっちゃった
台詞を聞き取れる音量にすると効果音が大きすぎる、っていう理解できる人が限られるあるある

・TYK
冒頭に東映マーク、原節子が東映?って気になって調べた
本作は東横映画京都作品とかで、配給が東映?とからしい?
なんかよくわからないけどたぶん色々とレアなやつと思われる

・出演者
前述のようにトップクレジットで主演のはずの原節子の出番がかなり少ない
ラスト30分から始動して男ゲットする辺りはさすが主演なのかもしれないが

実質ヒロインは杉村春子、こんなに出番の多い出演作って珍しいと思われる
杉村春子もまだまだ若い頃なので何かと生々しい
ハンカチを落として誘いをかけるシーンが印象的

角梨枝子は今まで見た中で一番若い!
そしてなんていうか異色な感じが目を引く
ラスト近くで原節子に避妊薬渡すシーンのインパクトもなかなか

・まとめ
原節子の出番が少なかったのは残念ではあったけど、
杉村春子や角梨枝子、三島雅夫など他の出演者での収穫もあってそれなりに満足、見れて良かったです
ただストーリー、映画としてはあまり面白くないかと
そしてタイトルの「七色の花」って何のことか最後まで見てもよくわからないというね