約3時間、物凄いストーリー展開があるわけではなく淡々と時間がすぎていくだけなのに、スクリーンに目が吸い付くような感じで惹き込まれた。
呉念真が素敵すぎて、これは好きになっちゃうでしょ〜。イッセー尾形も良かった。(「冬冬の夏休み」の感じをイメージしてたので、)ヤンヤンがメインと思いきやそうでもないところも、なんか好き。
熱海の映しかたが素晴らしく美しかったな。これを観て行きたくなってしまった。途中、完全に小津安二郎だったけど。呉念真が日本にいたのか〜とおもって嬉しかった。
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2024/4追記
「淡々と時間がすぎていくだけ」とか書いてる過去の自分、おかしいでしょ😂なんというか、人生の悲喜こもごもがこの一家と周辺の人々のひと夏に凝縮されているにも関わらず、映画全体が静謐さで支配されていて、本当に感激する。これだけ長いのに、どのシーン・ショットにも意味があって、あまりにも完成度が高い。「毎朝が新しいのに、私たちは恐れることなく目覚める」みたいな大田の言葉が心に残る。
