ロミオ

ヤンヤン 夏の想い出のロミオのレビュー・感想・評価

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)
4.5
2024年観た中で早々にベストかもしれない作品に出会った。
エドワードヤン監督はどうしてこんなにも多くの登場人物一人一人の感情の移ろい、それぞれの人間模様を描くのが上手なんでしょうか。
結婚式で始まり、葬式で終わる。映画としての構成の完成度が高すぎるのと、やはり当監督の特徴である暗闇での表現に痺れる。

大人と子供の境目であるモラトリアムに存在している今、だんだんと煌めきを忘れかけてたことに気づかされた。この出来事は、今後の自分に間違いなく大きく作用してくるだろうと確信している。
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