【第42回アカデミー賞 脚本賞他全4部門ノミネート】
『結婚しない女』ポール・マザースキー監督の劇場映画デビュー作。全米やNYの批評家賞では脚本賞を受賞、アカデミー賞では助演女優賞(ダイアン・キャノン)、助演男優賞(エリオット・グールド)、脚本賞、撮影賞の4部門にノミネートされた。
ヒッピー的な「訓練所」のフリーセックスに魅了された夫婦と、その親友の夫婦の四人を描いている。
時代だなぁという感じ。こういう心理劇が当時は新しかったのかな。僕としてはまぁ別に文句はないけどどうでもいいという印象。
どちらかが浮気してもいい、なんならそれを共有するという概念に感化される感覚ね。分からなくもないが。
ナタリー・ウッドは綺麗だけどやっぱり助演にノミネートされた二人に負う部分は多い映画かな。彼らの親友夫婦との付き合い方への葛藤はそれなりに見応えがある。
終わり方も時代だなーって感じ。特筆すべきところはないけど文句を言うところもない。まあまあ。