山を切り開きニュータウンとして開発が進む多摩地区のたぬき視点での作品
都市化、資本主義化へのアンチテーゼのメッセージ性がある作品だと思った。
農村での自然と共存する暮らしから都市化、資本主義化が進んでいく世界を描いており
田舎や地方にいては稼げる職がないから無理をして都会に出てきてお金を稼ぐ人間をタヌキを通じて描いてるのだと感じた。
資本主義化、都市化することで便利な物は増えるがその世界で幸せに生きるためにはまともな人に擬態して生きなければいけない。
みんな擬態をして経済を回し、資本主義化を謳歌する。人間こそがタヌキなのではないか