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機動戦士ガンダムのnolanのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)
2.5
閃光のハサウェイを視聴後、ガンダムシリーズの世界観を知るためにアニメのまとめ的な立ち位置の本作を視聴


40年以上前の映画だから仕方ないが
あまりにも設定が荒く、それがノイズになりストーリーに集中できないのが残念だった

以外設定が荒いと思った点
・宇宙に人類が住める人工居住地を作る技術があるのに、敵の侵入を感知できない、敵の侵入を簡単に許してしまう

・連邦軍のモビルスーツの性能はジオン軍のモビルスーツより遥かに高性能なのに、その技術力がありながらも、低性能の敵モビルスーツ(ザク)に人工居住地を壊滅的に破壊されるのもおかしい


また、自分の意見を主張する時に人を殴って主張する、男だから根性で乗り切れなどの発言が随所に見受けられ
このような作品のせいで日本の教育現場での体罰、労働環境でのパワハラ等が横行するのを助長してるようにも感じる。

本作を通じて日本人の価値観が40年前と比べてかなり成長していることを感じれたのは非常に良かった、昔の誤った考えを知ることで人はより価値観をアップデートしていけると思うし、そういう意味では本作は反面教師として教育に使える作品なのではなかろうか
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