このレビューはネタバレを含みます
1969年にアメリカでつくられたジョージ・ロイ・ヒル監督作品。西部史に名高い二人組の強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行をユーモラスに描いたアメリカン・ニューシネマの傑作。邦題もお見事。
音楽が素晴らしいなぁと思いながら見終えたのですが、そうですか、バート・バカラック、亡くなったのですね。『雨にぬれても』はもちろんですが、郷愁を誘うテーマ曲が素晴らしい。エンディングあと2分くらい聴かせて欲しかった!
この映画はアメリカン・ニューシネマとはいえ『黄金』だとか『地獄への道』『地獄への逆襲』といった名作の良いところをきちんと踏まえているんですね。それがまたブラッド・ピットの『ジェシー・ジェームズの暗殺』(点数低い!)にもつながっているという。西部劇苦手なあたしですがこれらは大好きなんだよなぁ。
最後! 絶望のなかでオーストラリアの話をするふたり最高でした。
『ガープの世界』もジョージ・ロイ・ヒル監督なんですね! すげぇ。