これは大好きな作品でしたね。1969年のジョージ・ロイ・ヒル監督作品だけど、私は高3の時にリバイバルで観たのを皮切りに、4~5回は観てるかな。
バート・バカラックのヒット曲に乗せてポール・ニューマンとキャサリン・ロスが自転車に乗る名シーンには、何度観ても感動させられたものでした。そのシーンがハッピーだったがゆえに、ラストの悲劇がより衝撃的だったのかも知れませんね。
それから個人的には、ロバート・レッドフォードが谷川に飛び込む前に、実は泳げないんだと告白するシーンが大好きでしたね。私も高校生の時には泳げないことが大きなコンプレックスになっていたので、そのシーンを見て、何だか救われたような気分になったものでした。
最近は、2022年のポール・ニューマン特集で久々に観て、その時は若い頃に観た時ほどの感動は得られなかったけど、観客の予想を微妙に裏切る脚本の巧さに唸らされ、やはり名作だと思ったものでした。