キモサベ

太陽の帝国のキモサベのレビュー・感想・評価

太陽の帝国(1987年製作の映画)
3.1
先ずは『日本は何故、戦争という過ちを犯してしまったのだろう』・・・です
1941年、動乱の上海
両親とはぐれ、あてどなく街をさまよう主人公の少年・・・そこに現れたのが映画「風と共に去りぬ」の巨大な看板です
調べるとアメリカがこの映画を作ったのが1939年、カラー、しかも4時間近い大作です
愚かにも日本はこれほどの国(アメリカ)に戦争を仕掛けたのです
確か映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」(11年)では、主人公山本五十六に扮した役所広司がしきりに日米の“国力の差”を訴えていましたよね
『勝てっこない』・・・山本は「風と・・・」を観て(知って)いたのかしら?

前置き長くてすみません
でも、ほんとはこの前置きだけでやめておこうかと思いました
なぜって、難しい映画だったからです 
日中戦争から太平洋戦争へ、日・中・英・米4つの国(そして人)の歴史が交錯します
・・・なのですがぁ、監督さん、果たして何が言いたかったのか? 自分の力ではそれ以上読み解くことができませんでした

【追伸】
監督は、あのスピルバーグです

・・・で、思いました、スピルバーグと戦争

「ブリッジ・オブ・スパイ」(15年)、「戦火の馬」(11年)、「プライベート・ライアン」(98年)、「1941」(79年)、そして「シンドラーのリスト」(93年)
・・・これら作品群から、今一度監督さんの戦争観みたいなもの考えてみたいと思います
キモサベ

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