もんてすQ

太陽の帝国のもんてすQのレビュー・感想・評価

太陽の帝国(1987年製作の映画)
3.9
演出に粗が目立ち、リアリティが感じられなかった一方、こういった難しい主題の作品を作ったという事実だけで、そんなものカバーできてると思う

日本人側にも欧米側にも偏らない視点で日中戦争を描くので、どうしても振り切れなさみたいなのはあるけれど、もうそこは目を瞑るべきなんじゃないかと

クリスチャン・ベールが子役!この人のことカワイイと思うのはすっごい変な感じ
アメコミのヒーローやったり副大統領やら呑んだくれのボクサーとかやってるからイメージ狂う...っていうか英国人という感じが無かったよ

収容所から移動したときの、調度品の数々が置いてある広場のシーンとか、物資がパラシュートで降ってくるシーンに『スピルバーグ味』っぽいものを感じた



主人公が両手を上げて「降伏します!」って言うシーン、あの有名なホロコーストの写真のパロディかな
もんてすQ

もんてすQ