Tomo

太陽の帝国のTomoのレビュー・感想・評価

太陽の帝国(1987年製作の映画)
3.6
スピルバーグ監督作。
クリスチャン・ベールデビュー作。

俳優の中でもクリスチャン・ベールが一番好きで、ダークナイトトリロジーからプレステージ、マシニスト、ファーナス、ザ・ファイター、リベリオン、アメリカンサイコ等々出演作はほぼ全て鑑賞した。
彼の10歳の頃の演技を鑑賞するのはあえて最後にもってきた。

時は第二次世界大戦。
日本は中国を植民地にしていた。
上海で両親と豊かに暮らすイギリス人のジム(クリスチャン・ベール)は純粋に戦闘機に憧れる普通の子。
幸せな生活は日本軍に進行され一家は離散してしまい、ジムは捕虜にされたことで一変。

わずか10歳のクリスチャン・ベールの演技が瑞々しい。そして、ものすごい存在感を放っていた。戸惑い、落ち込み、よろこび、そしてはしゃぐ。最後はボロボロになりながら力強く、逞しい。

彼の凄まじい役作り、演技の原点が垣間見れた。
Tomo

Tomo