コマ飛び、音飛び甚だしいが、高峰三枝子のご尊顔を拝めるだけで有り難し！笑
彼女が一番美しかったのは1940年代だなぁ。
いつも涙涙の役だけど、この涙が美しいんだ。この人に泣かれて何も思わない人がいるだろうか、いや、絶対いない笑

吉村公三郎監督の著書だったかな？渋谷実監督も木下惠介監督も、当時、高峰三枝子に惚れていて、木下惠介監督なんて『婚約三羽烏』の撮影中、彼女に見惚れすぎて池に落ちたというからおもしろい。でも、その気持ちわかるなぁ笑

【詳述は、『四つの結婚』欄で】水戸光子と高峰三枝子、まるで『続·暖流』みたいな、内容はともかく、その気品·映像表現の基本から奔流まで、この作家の最高作というのか、戦時中の日本映画の一般に言われてる抑圧·怖じけ·カラ元気を、かい潜った表現への気概を感じる。傑作。何かやらかしそうな小沢栄太郎が、最後まで映画を引っ張るナイスガイの、ミート演技力。小沢は演劇の世界では鬼だが、『逢びき』の試写の後あまりの感激に、銀座の通りを杉村春子と手を取りスキップしたそうだ。

ケビンベーコンの悪っぷりがGOOD！