"COOOOL!"
コミックの色使い、コマ割り、質感を忠実に実写映像化。こういうのが「アメコミ映画」であって、MCUは「アメコミを原作にしたドラマ映画」。もちろん両者に優劣はない。
意外にも美しい映画。
ロバート・ロドリゲスの暑苦しいグロさが苦手だったが、このスタイリッシュな画作りの中でならば、彼の「シズル感」も観やすい。ストーリーは好みのハードボイルド。フランク・ミラーの渋～い世界観が、見慣れたマーベルやDCのそれと一線を画す。
時系列を弄り、各エピソード間にゆるいリンクを持たせた映画的脚色でアメコミ好きじゃなくとも楽しめた。「最終兵器」ミホら女優陣のエロカッコ良さ含めて、共同監督のタランティーノ印。
