このレビューはネタバレを含みます
耳慣れた曲(ヴィバルディだったのですね…無知ですみません)が軽快で、序盤からテンションが上がります。
今でこそありがちなテーマだけど、1979年ていう時代を考えると一歩先を行ってたのだと思う。
法廷のシーンはかなり見応えがあって釘付けになった。一度は好きになって結婚した仲なのに、あんな醜い争いをする事になるとは辛い…。
エレベーターで夫婦が別れた後、行く末が描かれていないラストも私は好きです。
パパと残るか、ママについていくか、きっとビリーの気持ち次第なんだろうなと解釈。
変に感動させてやろうみたいな、あざとい演出も特に無く、終始淡々としたムードが個人的には良いな、と思った。
それにしても、名作と言われる映画はやっぱハズさないなぁと思う今日この頃です。