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ロシアン・ドールズのQMのレビュー・感想・評価

ロシアン・ドールズ(2005年製作の映画)
3.0
昔見てある意味人生を変えた(その割には内容覚えてない) 「スパニッシュアパートメント」の続編があったとは。しかもそれが「ロシアンドールズ」?気づくはずない。学生だった主人公が30歳になった設定なのにTVは分厚いしiMac?と思ったら1年後に出ていたのか。

いつになったらロシアになるの…と思う冒頭とかモザイク風にしてみたりワイプみたいに出してみたりする中途半端に古い感じの加工が気になったが、モスクワ行きの列車で別れるシーンや結婚式の乾杯の各人のスピーチなど、いいなぁと思わせられる所も。大きなストーリーラインとしてはまじで何も起こらない(笑)主人公のグザヴィエも周りの人達もなんてことない普通の人達。続編では恐らく多様性も意識しただろうけど、"〇〇人は〇〇"みたいな事は今じゃ言えたもんじゃないからこういうのを何も懸念せず流せた時代で、もうこの頃には戻れないなと思う。

「初めて会った時はバカだと思った。ドイツ人だと言ったらナチかと言ったから。そう思う人は多い。でも今日ドイツは変わった。ロシアも変わった。ウィリアムも変わった。人間は変われる」

サンクトペテルブルクって確かプーチンの故郷……。
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