うさどん

カラー・オブ・ハートのうさどんのレビュー・感想・評価

カラー・オブ・ハート(1998年製作の映画)
3.5
本日の巣ごもり鑑賞。
一見すると、1950年代の典型的アメリカン・ホームドラマ「Pleasantville」にハマっている冴えない男子の、タイムスリップ・ファンタジー・コメディの様相。
しかしそこには、保守的な考え方と生活を守るために平穏で静かな住民たちが、破壊と暴力にまで行き着いてしまう、人間のエゴと狂気が、モノクロとカラーの色彩の対比と変化、映像美によって描かれている。
軽い気持ちで観始めて、最後は「やられた」って感じ。