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マイ・ボディガードのERIのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

プレミア試写会に行って参りました。ボディガード繋がりで、劇場にサングラスをかけたボディーガードがいっぱい。映画は2時間半弱もあるという長めの映画。予想以上に怖かったです。ていうか、怖いシーンなんて想像してへんかったからびっくりしました。

なんとなく思い描いていたのは、ボディガードと少女の心の交流と思ってたの。そうに違いないんやけど、もっと復讐心に満ちあふれてる映画です。ボディガードが正義なのかどうかはギリギリのラインでした。あまりに「やりすぎちゃう?」て思うやり方やので、死の芸術と言われようと怖すぎでした。真実を聞き出す為に、犯罪に関わっていた者たちを、一人一人つぶしていく過程がね、長いし。怖いねん。指や耳を切っていくボディガード・・・。ひょえ。

国際フォーラムで見たんやけど、超でっかいスクリーンで見たからか迫力満点。「長いなぁ・・。」とは感じませんでした。もっとダコタ・ファニングにスポットを当てて、撮影してくれても良かったぐらい。後半ほとんど出てきません。もっと心理描写に幅をきかせてもよかったんじゃないかなぁ?て思ったりもしました。しかもね、映像は凝ってるし、最初の出だしはドキドキワクワクしていただけど、でも後半のフラッシュバックとかは、だんだん疲れてくることもありました。

ダコタファニング(10才)に関して言うと、この子は才能の固まりやなぁと思わずにはいられません。本人が楽しんでやってるのが伝わってきます。周りの環境がいいんやろうなぁ。

なんだかんだ言うて最後はホロッと泣いてしまいました。でも泣ける映画!ていうような映画ではなく。中盤がとにかくびびりまくり。そりゃR指定な作品です。心して見てね。
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