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天と地を駈ける男のseapony3000のレビュー・感想・評価

天と地を駈ける男(1959年製作の映画)
4.0
パンナムのジェット機から降り立つユニフォーム姿の二谷〜。二谷が教官のスチュワーデス物語日活版がみたい〜。大手航空会社のパイロット候補生の裕次郎たち。訓練所の様子やら関連機器、飛行シーン細かくてなかなか見応え。二世のヘンリータチバナこと二谷の科学と理論に基づくスクエアでまっとうな指導VS男気優先のやんちゃな裕次郎。もちろん二谷を応援気味にみるけどやっぱしここぞの危機には無茶してヒーローになっちゃう裕次郎。キー悔しい!努力家だけど繊細すぎて養成所を去る近藤さんのジープを空から送る裕次郎のシーンに胸いっぱいになりつつも、訓練中の進路無視なのでハラハラ。そんな勝手な裕次郎をブン殴るベテラン芦田伸介も、娘・三枝の結婚式当日に自分の体調を過信して台風のなか飛行とか誰も彼も信用ならない。堅い二谷は二世で日本語ベテランじゃないんだから「犬死に」って言葉は使っちゃダメ〜。などなどイライラしながら楽しい作品。黄色いキャップに白ツナギの民夫ちゃん可愛いっつの。
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