らっぷびと

フローズン・タイムのらっぷびとのレビュー・感想・評価

フローズン・タイム(2006年製作の映画)
2.9
現実なのか夢なのか、リアルなのかファンタジーなのか
分からなくなるような不思議な映画だった。

転換時にカメラのパンだけで場面が変わるSAWと似た演出が好きだった。
最初に時が止まるスーパーマーケットのシーンも相まって、本当にそういう能力を手にしたファンタジー作品なのか、不眠症に悩む青年が観ている一瞬の夢なのか、明確な答えがないような物語構成が面白かった。

ジャケの女の子はほぼ出て来ないとか、
途中出てきた謎の人物の伏線回収がないとか、
不必要そうなシーンが多かったりとか言いたいことはあるけれど、

最後のシーンが現実であれ夢であれすごく素敵な終わり方だったので
結果オーライなんじゃないでしょうか。捉え方は自由。