オアシスのyuricottiのネタバレレビュー・内容・結末

またもや余韻を残してくれましたな。
コンジュを最初に見たときの自分の動揺が恥ずかしい。
本当この監督は容赦無い。
何度か幻想のコンジュを入れる辺りも。
観る人をハッとさせる。


そして障がいを持つ2人の家族は、金や地位の為に2人を利用してる。
"同情"してはいるが、自分の家族を恥じている。
あたかも自分が正しい人間かのように。


無惨にも引き裂かれる2人だけど、今作も最後は少し希望を残してる。
埃舞う部屋に降り注ぐ光と不器用に掃除するコンジュの後ろ姿。
もう彼女は影に怯えることはない。