アモーレスペロスとは、犬のような愛。惨めったらしい愛。という意味らしい。
メキシコを舞台に、あるひとつの事故で交差する、3つのストーリーが三部構成で同時に進んでいく。
どの章も見ごたえがある。
タイトルの通り、悲劇的な愛の話ばかりだ。
総じて犬がなかなか可哀想な目にあう。
この犬の演出はどうしてるんだろ?
実際殺してるのかな?と思えるほどぐったりしてるし。
動物愛護の観点から言えばオススメはしないけど、作品のテーマ、重厚感、構成はその後のバベルに続いていくような作りになっている。
重いトーンの映画を見たい人にはオススメ。