よす

アモーレス・ペロスのよすのレビュー・感想・評価

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)
4.5
アモーレスペロスとは、犬のような愛。惨めったらしい愛。という意味らしい。

メキシコを舞台に、あるひとつの事故で交差する、3つのストーリーが三部構成で同時に進んでいく。

どの章も見ごたえがある。
タイトルの通り、悲劇的な愛の話ばかりだ。
総じて犬がなかなか可哀想な目にあう。
この犬の演出はどうしてるんだろ?
実際殺してるのかな?と思えるほどぐったりしてるし。

動物愛護の観点から言えばオススメはしないけど、作品のテーマ、重厚感、構成はその後のバベルに続いていくような作りになっている。

重いトーンの映画を見たい人にはオススメ。
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