アモーレス・ペロスの作品情報・感想・評価

「アモーレス・ペロス」に投稿された感想・評価

2002年頃シネセゾン渋谷にて鑑賞。いまも心に残る映画の一つ。

本作はオムニバス形式ということでタランティーノの「パルプ・フィクション」と若干構成が被るのだが、あちらほど洗練されてない為映像から役者まで生々しくメキシコシティーの熱気や倦怠感が画面いっぱいに立ち込めており作風もどこか不条理で陰湿。いかにもアメリカ的で健康的なアクションよりも人間のドロドロした内面に焦点を当てたところがミソ。

すでにこの一作目から重い業を背負った主人公達が犯罪、或いは復讐に手を染めるシチュエーション自体近年の「レヴェナント」まで一貫した監督のテーマなのかも知れない。作家性というかアクが強いので、好き嫌いが分かれそうな映画であることも確かだが…。
ポプ男

ポプ男の感想・評価

4.2
ドット・ジ・アイで好きになったガエル・ガルシア・ベルナル主演でしかもかなりの高評価だったため鑑賞しました。
えっ!しかもこれが映画デビュー作?
やっぱ彼は凄いんだな!(*゚Д゚艸)

とある交通事故と犬が軸となり3つの視点で構成された物語。
「あぁ〜だからこうなったのかぁ〜」とか「こことここが繋がるんだね」とか、考察しながら見るのが面白かったです。

ジャケからは余り想像がつかないですが意外と重苦しいストーリーで
多分この作品は愛がテーマだと思います。
それぞれの愛の形。
それをリアルに描いている。

それだけではなく、きっとどの物事にも偶然はないんだと思わされました。
何の関係もない人ともどこかで繋がっている。時には支えられたり、時には不幸になったりと人生って色々あるんだなぁ〜と考えさせられました。
きっとこれを見ている貴方ともどこかで繋がっているのかも

なんちゃってね(´>ω∂`)
気持ちわりぃこと言ってすいません!!
自分はまだまだ若い!!これからの人生何が起こるか分からんが、
自分らしく生きてくぜぇー(*ノ´O`*)ノ
杜口

杜口の感想・評価

3.7
いやぁメキシコには住みたくないねえ。
反観光映画としては一流かな笑

メキシコの環境の悪さがひたすら目に焼き付く。バベルもそうだけど、普通あまり映画で見せないものを見せるよねこの監督。もちろん、それがメキシコの現実なんだろう。今回なら死んだ犬とかおむつ買うとかになるけど、そういう中に監督は聖性というか、人間の美しさを見出そうとしてる。

それはわかるんだけど、映画としてどうなのかなあってとこが多い。
前半に顕著なやけに揺れるカメラとか(構図が微妙だから誤魔化しに使ってるように見える)照明が雑とか(日常感を出したいのかもしれんが)。その他諸々あるけど、こういう撮り方の所為で、監督が本来見せたいはずの人間の美しさとか聖性までが損なわれてる。

同じ監督のBIUTIFULなんかはそこがちゃんとしてたから、凄い良かったのにもったいないなあと思ってしまった。
割とセコくも情のあるホームレス(風?)G3のキャラが良いです。人質との駆け引きや、「後片付け」も良い感じに締めてくれました。

ガエル・ガルシア・ベルナル演じる青年の澄んだ目が印象的で、純粋さを持ちつつも爆発的に自分の運命を変えようともがき、自暴自棄でただ有り余る情熱だけで(車に乗り)疾走する姿にほんの少し感情移入。

メイキングのカークラッシュやワンちゃんのトレーニング風景も観てて面白いです(ついでに「みかど」という変な鉄板焼のお店も)。
seiji

seijiの感想・評価

3.8
ゲスい若者達、不倫男と悲劇の美人モデル、ハードボイルドオヤジらが、ある交通事故と犬をキーに交錯する群像劇。ちょっとタランティーノっぽくてなかなか見応えあった。
たまを

たまをの感想・評価

3.8
しっかり噛み合うストーリー。シビれる。

the わんこ映画
Terayaan

Terayaanの感想・評価

3.4
ドーンとくる映画。
ガエルガルシアベルナルがかっこいい事に気を奪われる。
kima

kimaの感想・評価

3.4
ただただこの世界には住みたくないという思いで鑑賞完了。それだけリアリティのある世界を描けるのは監督の手腕ということだと思う。

まったく違うようで、案外遠くもないような。その感じが不快。

その不快が映画を観てる甲斐と言えばそう。
イニャリトゥ=しっかり重量と温度と質感を感じられる映画を作るひと。
愛!命!重い!熱い!暗い!痛い!長い!
真夏にみるのはけっこういいかもしれない。
クロ

クロの感想・評価

3.8
フィクションとわかっていても犬好きにはかなりこたえるし、兄がいつ赤ちゃんに暴力振るうかとひやひや。精神的にくる映画
>|