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ドクトル・マブゼのあのレビュー・感想・評価

ドクトル・マブゼ(1922年製作の映画)
4.0
まっちゃんはまっちゃんでもドクトルのまっちゃんには筋力は無さそうですが、ただでさえオーバーな演技が多いサイレント映画界に燦然と輝く眼力を焼き付けてくれました。

Mを観た時にも思いましたが、今作もストーリー自体にはあまりひねりがない割に、鋭く印象に残る演出で最後まで引っ張っていた印象を受けました。

やっぱりラング作品は顔が恐ろしいですね。特にマブゼの顔が合成で変わっていくところや、ラストでマブゼが死に追いやった人々の幻覚が現れるところなど、当時の使えるだけの技術を使ったような恐怖演出が見事でした。
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