ラスト30分の怒涛の勢いに打ちのめされはしたけど、尺の長さが只事じゃあない。何度もひっくり返って悶絶してた。
270分版(第一部2時間34分26秒・第二部1時間54分19秒)を鑑賞。1927年にア…
面白かった。
けど長回しが冗長に感じることが多かったかなあ。
現代っ子なので『デスノート』の夜神月とマブゼ博士を重ねて観てた。自分に惚れた女性を散々利用して使い捨てる。用済みになった人間は次々と遠…
反乱、デモ、革命、一揆に明け暮れたワイマール共和国初期の混沌とした雰囲気が(検察が安易に軍の出動を要請するところとか)よく伝わる映画ではあった。しかし、映画史に残る悪役のマブゼ博士にはもう少し権力に…
>>続きを読む2025年70本目。
フリッツラング祭り3本目。
念願のドイツ時代のラングの傑作を鑑賞。
こんな長大で壮大な作品を100年も前に作った、フリッツラングの偉大さに感服。
確かに4時間強というのは長い…
国家が生んだモンスター、ドクトル・マブゼ──第1部「大賭博師・時代の肖像」と第2部「地獄・現代人のゲーム」の2部からなる計4時間半の大長編サイレント映画。ドクトル・マブゼは表では精神科医として成功を…
>>続きを読む犯罪組織の首領、マブゼは、偽札造り、株価低迷、催眠術師。彼は大富豪の息子に接近する。マブゼという巨悪は1920年代の何者を象徴しているのか。脚本は、思いつく限りのアイデアを、惜しげもなくぶち込んでい…
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