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ベストフレンズのENDOのレビュー・感想・評価

ベストフレンズ(1981年製作の映画)
4.0
1959→69→75→81を駆け抜ける2人の女(上品な振る舞いは最初の10年だけであとは腐れ縁)!ビセットとバーゲンという美女が40歳手前で挑戦するコメディはそれぞれ純文学と大衆小説を象徴する2人の罵り合い。富と名声、あと酒。「アメリカ映画は理想の地平を描く」とアントニオーニが語ったように、まさしく成功を夢見て成就した後の物語。ローリングストーン誌の22歳の男とメイクラブするビセットの恍惚と戸惑い。そして恋物語に!“結婚とは降伏なのか?”キューカー十八番のスクリューボールコメディの主題が突如頭をもたげる。ここでもまた電話を待つ人間はツラい。"CUNT"と罵り、思い出のテディベアは引き裂かれる。空しい授賞パーティーを抜け出したバーゲンはビセットの下へ。大晦日の接吻。友情の復活。いい幕引きで泣く。若きメグ・ライアンも出演。
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