”不思議の国のアリス”のその後を描いたファンタジー作品。
ティム・バートンが監督を務め、ミア・ワシコウスカがヒロインを演じ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム＝カーター、クリスピン・グローヴァらが共演。
アリスが不思議な夢を見ていた少女の頃から13年が経つ。19歳となったアリス（ミア・ワシコウスカ）はサプライズプロポーズパーティーに呼ばれ、いきなり貴族の御曹司からプロポーズされる。突然のプロポーズに返答出来ず、その時に目に入った服を着たウサギを追って、木の根元に開いた穴に落ちてしまう。アリスは子供の頃と同様に再び不思議の国に迷い込んでしまい、青い芋虫のアブソレムに預言の書を見せられる。そこにはアリスがモンスターと戦っている画が描かれていた。マッドハッター（ジョニー・デップ）や消える猫達とお茶を飲んでいると、赤の女王（ヘレナ・ボナム＝カーター）の手下のハートのジャック（クリスピン・グローヴァー）率いる赤の騎士団がアリスを捕らえるためにやって来る。アリスは小さくなってティーポットの中に隠れるが....
アリスがいる世界は夢なのか？現実なのか？
ティム・バートンらしい独特でダークな雰囲気のファンタジー世界を味わえる。
不思議の国ならではの風変わりな生き物が登場したり、アリスが大きくなったり小さくなったりするのが興味深い。
クライマックスはアリスが鎧を身に纏いモンスターバトルを繰り広げて盛り上がる。
最後はアリスが船首で東南アジアとの交易に思いを馳せていると、青い蝶が飛んでくる…
2024.10 日テレで鑑賞（金曜ロード・吹替：佐藤恵子 訳）
第83回 アカデミー賞で衣装デザイン賞、美術賞（2011年）
