これはと言うか、この3部作は傑作と言ってもいいのでは。ハリウッドがリメイク作りたくなるはずだわ。
でも、3部作あっての「ドラゴンタトゥーの女」だな。
本作「眠れる女と狂卓の騎士」だけでもスケールの大きさ、サスペンス感、スッキリ感どれをとっても秀作。
台詞も演技も名場面が多く、特に後半"班"メンバーの逮捕と並行して展開する裁判の攻防も良かったし、弁護士への感謝の言葉を絞り出した「さよなら」と、ミカエルへの「またね」の言葉、リズベットの心情を良く表していて、めっちゃ良かった。
裁判に向うリズベットの風貌、えっ？かっちょええ〜。
全て解決かと思いきや、いたよなぁ痛みを感じない怪物。言葉を発しないから余計に怖い。
ラストまで良く練られた脚本と言うか原作が素晴らしい。
コメントしたいことは山ほどあるが、この3部作はお薦め。
