きりん

仄暗い水の底からのきりんのレビュー・感想・評価

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)
4.5
子供の頃怖すぎて見れなかったホラー映画シリーズ。
「世界よ、これが日本のホラー映画だ」
精神的な嫌らしさが映像の端々から存分に出ており、これぞジャパニーズホラー感が満載で今見ると最高だった。
団地×水辺なだけで最恐ホラー役満。無機質さ、質量感、ジメッと感。どれを取っても精神的に来る。一つ一つのカットも精神的な気持ち悪さが滲み出ていて丁寧に作られていることが伝わる。
ジワジワと恐怖が忍び寄るようなストーリー展開も上手かった。後を引くようなエピローグが用意されていたのも良かった。
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