ゲジ

バベットの晩餐会のゲジのレビュー・感想・評価

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)
4.2
とてもいい映画でした。食が人の心を豊かにする瞬間を見るのは、やはり嬉しい時間。

「貧しい芸術家はいません」
心を掴まれたセリフですが、料理人も芸術家だったのかとハッとしました笑。

人物の表情や行動による心情描写が素晴らしかったです。はじめて村に来たバベットの涙にはグッと来たし、ワインを繰り返し飲んじゃうばあさんはかわいらしかった。

バベットの存在は、キリスト教でいうところの神の使いを象徴してるのかな。グリーン・マイルのジョン·コーフィーを思い出しました。
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