はつみ

バベットの晩餐会のはつみのレビュー・感想・評価

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)
3.7
人に薦められてみました。
こういう機会がない限り見ることがなかった作品だと思う。
見てよかったです。
1987年のアカデミー外国語生受賞作品。
19世紀のユトランド(今のデンマーク?)の片田舎が舞台なのだが、画面が薄暗いので全体的に重苦しい雰囲気が終始漂う。
その片田舎にバベットというパリ・コミューン(この出来事を全く知らなかったのでいまだにぴんときていない)によって家族を殺され、フランスから亡命してきた女性。
その女性が実はフランスで有名な料理人だったという話なのだが、このバベットの作る料理がめちゃくちゃうまそう食べたい。
またたまに挟み込まれる秀逸なギャグシーンがくすっとさせるし、ハエルヤじじいがかわいい。
一見重そうな暮らそうな映画に見えて意外とそういうのがあるので思ったよりも見やすいと思われる。
はつみ

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